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日時:
2000.9.19(火)
 
場所:
日本橋プラザ内会議室
 
出席者:
省略
 
 1. 開会
 
 
 2. 分科会長挨拶
・本クラブの設立に関する報道の紹介(区民新聞、東京パノラマ、中央FM)
・各参加企業の中で、女性の意見を聞きたいという申し出があれば是非本クラブを利用して欲しい。会の3日前までに申し出るように。
   
 
 3. 前回欠席者事項紹介:さくら銀行(内容省略)
     
 
 4. 協議事項

(1) 日本橋について思うこと

A社: どんなものがあれば、女性が日本橋に魅力を感じ、アフター5や休日にも日本橋を訪れるようになるのか、実際にここで生活し、働き、過ごしている人々にとって必要なものについて、夢でもいいので是非生の声を聞きたい。
B社: 総務部でしか参加していないお祭りや縁日がたくさんある。総務部以外の方や、周辺の企業の方などより多くの人が家族ぐるみで参加するよう呼びかけたい。 映画館や、多目的ホールがもっとオープンな形で催し物をしているような施設が欲しい。
C社: 車道にある道路元標・基準点を一度見てみたい。  日本橋には年末年始に三越・高島屋に行くくらい。自宅方向の浅草に立ち寄ることが多い。浅草の方が下町のイメージが強く、日本橋は重々しく歴史的なイメージ。
D社: 所属部の女性40名にアンケートを取り、20名から回答を得た。(詳細は別添)意見として多かったのは、イメージとしては老舗、伝統、百貨店。訪れることは半数の人がなく、ある人でも目的性を持って訪れており、ふらっと立ち寄るという人はいない。その理由は、百貨店以外に行きたいところがない、閉店時間が早い、カフェがないなど。 活性化するための要望・意見は次の通り。伝統は大切にして欲しい、本当にここでしか買えない限定品を作る、レストラン・カフェ・画廊・緑・ベンチなどなごめる場所が欲しい、歩きたいという雰囲気が必要、良いものをもっと宣伝すべき、マルチ世代に対応できる街にして欲しいなど。良いものが沢山あるのに知られていないので、商圏としてもっとアピールする必要がある。人に優しい人間味のある街づくりができたらいい。
E社: 良いところをもっと宣伝すべき。各地区で情報を持ち寄ってマップを作ってはどうか。 OLクラブという名称は誤解が生じる場合もあるので、名称を考慮したり、愛称をきめたらどうか? →(山田分科会長) 名称に関してはルネッサンス委員会でもかなり議論を尽くした。また、「丸の内OL」という一般に浸透している名称との対比でアピールしたいという気持ちもある。もし、他によい名称があれば提案して欲しい。
F社: ふらっとショッピングへは銀座へ行ってしまう。目を引く店、話題になる店がない。ポケモンセンターには、あれだけの集客力があり、そのような形で人を集められれば、帰り高島屋へ寄ったりして街は活性化していくと思う。 また、やはり橋が中心なのだから、端の周りにゆっくりできる、ランチを食べられるようなスペースが欲しい。
G社: オフィス街に対応する飲食店しかない。わざわざ来たくなる店がない。しかも、夜は早くて残業しているといける店がないし、休日も閉まっている。もっと営業時間を延ばしても需要はあるはず。 映画館、カルチャーセンター,美容院などがあるとよい。
H社: 浜町なので、日本橋にはあまりこないし、愛着もない。まず人々に好きになってもらうよう良いところをもっとアピールすべき。また、ターゲットをどこに絞るか、どんな手段でアピールしていくかも重要。個人的には、明治座にきているような元気なおばあちゃん(平均年齢58歳)をターゲットにしてはどうかと思う。ミドルエイジになったら日本橋に行くのがお洒落とあこがれさせるような、おばあちゃんから流行を生み出せるような街にしてはどうか。年代による街のステップアップのひとつに日本橋が入ると良い。
I社: 街への集客に役立つという意味では、当店も集客していくことが必要。三越もメインターゲットは50〜60歳だが、やはり、若い世代を呼ぶことに苦労している。キャリアのためのキャンペーンや、金曜日のワインの夕べ(無料配布)などいろいろなことをやっているのだが、あまり知られておらず効果が上がっていない。情報発信が足りないと感じている。このような会合は必要だと思う。 茅ヶ崎でサザンがコンサートをやって盛り上がったように、日本橋へもビッグネームをつれてきて知名度や、地熱を上げていくという手法もあるのではないか。
J社: 橋のかかっている川が汚く、臭い。また浮浪者が住んでいる。一方タバコを捨てていくサラリーマンもいる。街の美化も大切な要素。 地下街が発達すると東京駅や、銀座へのアクセスも良くなって効果があるのでは。 史跡めぐりを定期的に行ってみてはどうか。お年寄りがボランティアで案内人となり三世代で巡ってみるのもよいと思う。 スポーツ施設が欲しい。(浜町に新しいものがあるとのこと。) 百貨店には休日も人がいるが、街にはカフェがないので人々が歩かない。
K社: 丸の内に比べて老舗が残っており、お年よりも気軽にこられるところが魅力。わざわざ雑誌で探してくるような人もいる。
L社: 丸の内の新しさに比べ、落ち着いた雰囲気を売りにしては。ただし、お茶が飲めない、閉店が早いというのは問題。地元の企業・OLに対しても、もっとシティリビングなどで宣伝していくことが必要。 さくら銀行: 老舗はあるもののわざわざそこへ行ってだめだったときのセカンドチョイスがない。情報がない。月刊日本橋のような字ばかりでなく、シティリビングのようなカラーで分かりやすいマップを作ると良い。
M社: 問題を話し合う前にもっと現状分析のための情報が欲しい。また、日本橋をどうしようとしているのかがわからない。100年計画のビジョンを見せて欲しい。 外国人の姿を良く見かける.もっと国際都市にしていけば良いのでは。会社員として接している日本橋とプライベートでギャップがある。プライベートでも、もっとよくお店を訪れるように、地元優待券などを作り、この地域で働いている人にとって優しい街であって欲しい。 歴史的なものを活用したイベントをしてはどうか。
N社: 川は夏は臭い。また、ビル街で街がきれいというイメージがない。 若者を対象にする必要はない。OL、サラリーマンがアフター5に行きたくなるような街にすれば良い。日本橋といってもエリアが広いので、マップ/情報誌は必要。


(2) ホームページの活用について(分科会長より)

(株)東京青年会議所中央区委員会と央友会のメンバーが中心となって「TCBNAVI」という中央区のポータルサイトを開設している。その協力により当クラブ、ルネッサンス委員会のホームページが運営されている。そこに議事録が載っている。先ほど質問のあったビジョンなども設立趣意書が載っているので確認して欲しい。 今後、随時このホームページの活用法についても意見交換をしていきたい。


(3) その他・日本橋年末イベントについて 概要につき説明。コメントは以下のとおり。

A社:カウントダウンはリスクが大きいのでなくて正解。
B社:タイトルはルネッサンスがわかりやすく、主旨にマッチしていて良い。お洒落なイベントにして欲しい。
C社:当時の日本橋を再現するというのはどうだろう。
D社:離れているとことへも回遊させるようオブジェを点在させて欲しい。
E社:行燈に興味がある。日比野克彦・藤井フミヤの起用には意義付けが感じられない。
F社:各内容がどこの街にでも当てはまるような気がする。また、一つのテーマが伝わってこない。
G社:とにかく事前のアピールを極力多く実施し、様々な年代の人の興味を引くようにしてほしい。銀行店舗で配るなどの協力をする。
H社:集客という点では若い人の興味を引くことが大切なので楽しみである。ストーリー性をもたせ、またエリアを広げていって欲しい。
I社:有名人を使うのは楽しみ。どこまでお洒落になるかが心配。
J社:浜町は中央通から遠いので、イベントがこちら側にも来て欲しい。 大晦日に明治座から東京TVが「年忘れ日本の歌」を生中継する。そのなかで取り上げてもらえるよう努力してみる。
K社:デザイナーは良いと思うがフラッグと行燈がマッチするかが心配。また、エリアの各店の年末イベントも念頭においてやって欲しい。
L社:イベントの後のスケジュールが心配。100年にむけてどう継続させていくのかという点も絡ませて欲しい。
M社:中央通以外でもやってほしい。行燈に協賛企業名は入れないで欲しい。
N社:会社の前にカフェができることに興味がある.においが心配。
 
 
 5. 総会の案内
10月6日金曜日11:30より明治座センターホールにて開催。  出席可能な方は日本橋プラザまで9月末までに返事をすること。  
 
 6. その他
(1)三越より、「キャリアのためのキャンペーン」のパンフレットを配布。お買い物の回数でポイントがつき賞品があたる仕組み。
(2)玉ひで(イベント分科会長)より、イベントへの意見御礼としてお弁当配布。
   
 
 7. 次回開催日ならびに議題決定
10月24日(火)14:00〜15:30
* 時間が短いので伸ばしてはどうかという意見が出たが、各企業により対応は違うので、各自担当上司に確認してくることとなった。        以上
 
 
 8. 閉会
 
※別紙※
「日本橋」についてのアンケート
 
1 日本橋のイメージ
  老舗 伝統の街 江戸 和風 固い 古い おばあちゃん 年齢層が高い   百貨店 地味 高そう 色に例えるとグレー
 
2 日本橋(高島屋・三越)界隈に行くことはありますか?
  ある…11人  ない…11人
 
3 あると答えた方
  どこで、何の目的で、月にどのくらいの回数(平日or休日)行きますか?
  ・リサーチで、月1回くらい〜半年に1回くらい(平日)
  ・高島屋・三越・丸善に2、3ヶ月に一度程度
  ・高島屋・三越に贈答品を買うために
  ・月4回くらい、化粧品を買うために
  ・高島屋へ週1回ぐらい仕事の帰りに。通勤経路の途中なのと、適度に落ち着いていている所が好き
    ・半年に1回くらい、うさぎやのどら焼きを買うために
  など、仕事のためのリサーチもしくは、目的のものを買いにいくという人が多く、なんとなくふらっと、とかウインドウショッピングなどは皆無でした。
 
4 ないと答えた方 行かない理由は?
  ・寄りたいと思わせる店、場所がない。
  ・自宅からの交通の便が悪い
  ・高島屋と三越以外行くところがなく、イメージ的に年配の方=高い品揃えという気がする。
  ・閉店時間が早い。
  ・ちょっと休憩できるようなcafeが少ない。
 
5 どのような街になれば行くと思いますか?
  また日本橋地域に働く女性として、要望、意見などあれば
  ・日本橋は伝統と歴史のある街なので、他の地域には真似できないよさがある。
  ・「老舗」というイメージを大切にしつつ、日本橋ならではのこだわりの店やイベントがあれば良いと思う。
  ・決してトレンドの物や、店を作ればよいという場所ではないと思う。
  (コンビニやファーストフード店は似合わない)
  ・有名百貨店はあるが、特にそこにしかないという商品があるわけではないので、例えば、高島屋、三越の百貨店をはじめとして、さまざまな分野における老舗が一つのテーマで日本橋地域限定や、シーズン限定の商品をつくりここでしかてに入らないものをアピール(宣伝、情報発信は不可欠)する。
  ・買い物以外の楽しめる場所、例えば、画廊、落ち着けるレストラン、なごめるカフェなど。
  ・三越など趣のある建築物の外観を生かしたクラシックな街並(中身は現代的)
  ・また大通りは交通量も多く、ゆっくり歩けないので緑を増やし、ちょっと座れるベンチなどもほしい
   買い物だけでなく、そこを歩きたいという雰囲気づくりが必要
  ・若い世代にも共感できるものや、情報をうまく発信していく必要がある
  (現状はなんとなく年齢層の上の街といったイメージでとらえている)
  ・街全体に閉店時間が早いこともあり、夜は人気がなくさみしい
  (週のうち1、2日でよいので、閉店時間を遅くしてくれると行きやすい)
 
モノだけでとらえれば、良いものがたくさんあるのでプラスαのコトはなにか? 歴史や伝統に培われた本物志向に、なおかつ現代的なものがうまく融合し、お年寄りからファミリー、若い世代まで安心して歩ける、人にやさしい、人間味のある(むかしのように人と人のふれあいを大切にした)街づくりを要望します
 
以上
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